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2006年7月23日 (日)

人生三枚舌悦楽教の奨め

俺はかねてから、人は三つの世界を生きている、と考えている。
第一に世間。我々が直接的に経験する世界であり、金銭と愛憎の場所である。人はここで労働し売買し生活の糧を得て、暮らしている。そこでは損得と好き嫌いが支配原理である。
第二に社会。メディアを通じて我々が間接的に経験する世界である。例えば、某新婚役者が深夜未明に飲酒運転摘発されて助手席の妻ではない女性が泣きじゃくるなどと間接経験するのである。そこでは道徳とか多数決的正義とかが幅を利かせるのである。Photo_8
ただし、社会の力が直接経験となって我々に押し寄せる場合もある。フツーの生活=世間していたのにある日突然、空爆・地上軍侵攻されたりして生活は一変してしまうのである。ああパレスチナに平和を!
第三に。明日死に行く私にとって実は世間も社会もどうでもいい。いまここで俺はブラームスの甘美な切なさに痺れている、何か文句があるか。俺が芋食っておまえのケツから屁が出るかザマアミロ。

かくして我々は三つの世界を生きている。だから世間のみに(例えば仕事)思い悩むな。明日は明日が思い煩うであろう。いま魂は神=生きる喜びを生きればいい。もっとくだけて言うと人は三つの顔と舌→世間向けと社会向けと魂を使い分ければいいのである。これを称して俺は人生三枚舌悦楽教としている。

     人生は損得と好き嫌いと生きる歓び。
     魂は前川清「逢わずに愛して」に打ち震えるのである。

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