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2006年8月 7日 (月)

与謝野晶子

「あなたの知らないルーヴル美術館」というシリーズをBSがやってくれている。ルーヴルのPhoto_59 成り立ちから作品紹介、背景等、面白くてためになるルーヴルガイドである。
そして先日放映された第三回が大収穫だった。20世紀になってようやく発見された幻の名匠ラ・トゥールに出会えた。今日までに伝わる作品数は40余りと少ないらしいが、「大工の聖ヨセフ」1645が圧倒的名品である。日本に来たことがあるみたいだけれど、実物で見たかったなあ。いや、巴里にまた行こう(株で儲かったら)。今度はゆっくりとルーヴルを見たい。

さて、今日の歌人は与謝野晶子。紹介したい作品が沢山あるが、ここはおのれの立てた原則を遵守して一作だけを厳選する。

 清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき

清水・祇園・桜月夜という三点セットだけでこの歌の成功は約束されたようなものだ。そして、「こよひ逢ふ人みなうつくしき」が読者の想像をくすぐる。幸福感でいっぱいなんだろうなあ、作者は。なんでやねん、桜月夜だけが理由ではあれへんやろ。そうか、「こよひ逢ふ人」やなあ、逢い引き(デートなどというカタカナよりはよっぽど美しい)に行くから彼女はときめいている、だから通りすがりの人みなが美しくみえるんや。ええなあ、お裾分けをチョーダイ。

夜は光と影が織りなすモザイク模様。人類はいったいいくつの夜を経験し通過したことだろう。光と影、色と形に美の根源がある。イエスと出会った大工聖ヨセフ、鉄幹との逢う瀬に急ぐ晶子にもそれぞれの夜があり、美と苦悩があったと思うのである。

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