俳句の出来損ない短歌
我がPCデスクトップに俳句メモを置いて在庫管理しているが、そのうちの一句。
悦に入るひとりよがりの冬の蝶
よさそうでよくない。ぴったり来ない。という訳で投句せずにいたところ、さきほど朝ウォークで「冬蝶の」に直したらどうかと思いついた。
しかし、やっぱりよくない。「冬蝶の」にするのならいっそ短歌にしよう。そこで、
悦に入るひとりよがりの冬蝶の句歌の世界に遊ばむか我
おお、でけた。これはいいと、まさにひとりよがった。
要するに、俳句にするには思想が凝縮されていなかったということなのだ。
※画像は関西生活情報サイト フルルKansai - ゆんぴょの日記から勝手拝借/感謝です。
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