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2006年11月25日 (土)

蜜柑の句

なんとか節酒を続けられている。缶ビール一缶。Photo_331
夕食を始める前は焼酎水割り一杯ぐらいはと我が欲に誘惑されつつも、缶ビールを飲み干したら、ご飯をよそおい食べることにより誘惑から逃れているのである。そして、夕食後冷たい麦茶を啜り、蜜柑を食してエンディングというパターンが定着した。蜜柑を食みつつ子供の頃を思い出したりして。

さて、今朝の俳句は「涙そうそうこぼす女に蜜柑剥く」。
実景ではないが、心境句に近い。初案「よく涙こぼす女」の方がよかったかなあ、と少し疑問含みで投句した。あざとさがちょっと気になる。あ、俺の句の大部分は皆あざとい(小りこうだ。思慮が浅い。とネット辞書にあり)か。

そこで、歳時記から例句をいくつか引く。
 死後も日向たのしむ墓か蜜柑山    篠田悌二郎
 あまたの街角街娼争い蜜柑乾く     金子兜太
 をとめ今たべし蜜柑の香をまとひ    日野草城
 海峡の雨来て蜜柑しづく垂る      西東三鬼

あざとさを抜け出るためには句をつくることの必然性ということかなあ、と思ったりもする。芸道一代、まだ始めたばかりなり。「酒やめようかどの本能と遊ぼうか」金子兜太。

※写真は金子兜太。有鄰 No.436 P3 座談会「外国人が詠む日本語俳句」(2)から勝手拝借/感謝です。

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