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2006年11月28日 (火)

枯木立の句

亡父、亡母の句を得た。句集「妾宅の木戸」に並べて載せて、供養にしたい。Photo_341
そこで、まずは亡父の句「亡き父の夢になほ出づ枯木立」。
たまに亡父の夢を見る。縁薄く、還暦前に他界した父の人生を思う。

 三井寺や狂女もあらず枯木立     高浜虚子
 今日の日の空を支へて枯木立     星野立子
 枯木立月光棒のごときかな       川端茅舎

立子は虚子の次女。「大佛の冬日は山に移りけり」がある。
花鳥諷詠(

「花鳥風月を諷詠することで、一層細密に云へば、春夏秋冬四時の移り変りに依つて起る自然界の現象、並にそれに伴ふ人事界の現象を諷詠するの謂であります」と虚子は言う)の見本といえようか。

写生は俳句の基本。子規にも、草花の一枝を枕元に置いて、それを正直に写生して居ると造化の秘密が段々分って来るやうな気がする。という言葉あり。眼を凝らして見つめることを忘れてはならぬと自戒するものなり。

※写真は星野立子。星野立子 かまくら GreenNetから勝手拝借/感謝です。

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