冬眠の句
俳句初心者の俺の課題は、まず、季語に親しむことである。春夏秋冬、四季の季語を一 通り回さないと一段落しないけれど、各季節の季語を頭に織り込むことが必要だと思っている。だから、暇さえあれば(と言う程でもないが)歳時記をひもといている。
そこで、今朝の句の季語は冬眠、「哲学はしばし冬眠耕衣来る」。
ちょうど哲学も少し飽きかけていた(こらえ性がない、ホント)ところに耕衣と出会った。哲学(入門)書を脇において、俳句入門書、耕衣句集を読み始めている。
では、冬眠の句をいくつか引いて季語に親しもう。
金色の蛇の冬眠心足る 加藤楸邨
冬眠の亀や西暦二千年 鈴木沙万沙
獰猛と記され鰐の冬眠す 山口波津女
冬眠の蛇をおこして蛇遣ひ 有馬朗人
あ、俺の句には冬眠する具体的な動物が出てこないなあ。これではいかん、俳句は具体につかなければならぬと反省した次第である。
※写真は「学力低下」よりも、深刻な問題はほかにある-有馬朗人さん - 学びの場.comから勝手拝借/感謝です。
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