動詞を使う@句をひねる
切れを造る@句をひねるの次は、動詞を使う。どういうことかというと、まず実例。
歳時記にコーヒーの染み枇杷の花
この自作、悪くはないと思うけれど、なんか三句切れ(禁じ手)が臭うような気がするので没に決めた。なぜ臭うかということをつらつら考えて、そうか、動きがないからだと発見した。
だから、韻律を無視して手直しすれば
歳時記にコーヒーの染み見つけたり枇杷の花
とでもするしかない。
また、三句切れが臭う理由は「歳時記、コーヒー、季語」の三項対立になっているからだとも思う。俳句の基本は季語と自分の言葉との二項対立→配合の妙味にあるからだ。
季語に附き、動きを与え具体的に句をひねる。そんな教訓を得たのである。だから、形容詞を使うのも要注意。形容詞を使うと動詞を入れる場所が無くなる惧れがあるからである。ああ、こうして俺は一歩一歩、句聖の足下に近づいて行くなり。
※写真はランちゃん 枇杷の花から勝手拝借/感謝です。
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