モーツァルトをおちょくるグールド
ちょっとお疲れ。
野矢茂樹「哲学・航海日誌」に触発されて「心の哲学」(心は本来間主観的)構想中だが、お疲れなのでアタマと手が動かない。
そこで、昨日BS2放送「ホフマン物語」を漠然鑑賞中。謎の多い作品とされているとウィキペティアにはあり、意味不明作品は漠然鑑賞に適するなどと勝手思考せり。
ところで、図書館でモーツァルト@グールドを発見し、昨日、鑑賞した。ブログ検索すると、グールドはモーツァルトを毛嫌いしていたという話があるけど、このアルバムでの小馬鹿にしたようなやりたい放題の演奏を聴けば、それも頷ける。とか、グレン・グールドは、記号的な音楽家モーツァルトを嫌うが、とかのコメントがある。
確かに、こいつ、おちょっくっとるな(「おちょくる」という言葉にも、「からかう」や「ひやかす」では訳しきれないニュアンスがある。「からかう」ではしつこさが足りない感じだし、「ひやかす」ではひやかす方がむしろ劣位に立っている感じがする)と思わざるを得ないような演奏である。ではあるが、面白い。それどころか、美も感じる局面もある。
おかげで、ラッキー、俺の人生広がった。ユーミン、森進一との複合配合CDを作成済みである。
※画像はチケットぴあ/新国立劇場オペラ「ホフマン物語」/クラシックから勝手拝借感謝です。
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