冬の夜の句@I miss you
英語を習った頃に、I miss youに感心してしまった。「あなたがいなくて僕はさみしい」という 意味を僅か3語で表現できるなんて、と。
それからplayにも感心したなあ。musicもtennisもlifeもみーんなplay。いや、これはボキャ貧ということか。二十年資本に仕へ覚えたり全ては仕事全ては遊び←下の句は筒井康隆エッセイ集「ダンヌンツィオに夢中」からのパクリである。
そこで、今日の投げ留めは「冬の夜はショパンが似合ふI miss you」。
車で我が混合CD=ショパンや前川清やMJQごっちゃ煮を聴いていて浮かんだ。
冬の夜や海ねむらねば眠られず 鈴木真砂女
冬夜聴く滅びし国の子守唄 野見山朱鳥
戯曲よむ冬夜の食器浸けしまま 杉田久女
耳掘ればがらんどうなる冬夜かな 大野林火
久女には「足袋つぐやノラともならず教師妻」という句がある。
足袋もノラも昔なりけり素足の娘
お、ええやん。句集に載っけよう。
※写真は『ノラ』『火の顔』から勝手拝借/感謝です。
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