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2006年12月15日 (金)

冬の夜の句@I miss you

英語を習った頃に、I miss youに感心してしまった。「あなたがいなくて僕はさみしい」というPhoto_399 意味を僅か3語で表現できるなんて、と。
それからplayにも感心したなあ。musicもtennisもlifeもみーんなplay。いや、これはボキャ貧ということか。二十年資本に仕へ覚えたり全ては仕事全ては遊び←下の句は筒井康隆エッセイ集「ダンヌンツィオに夢中」からのパクリである。

そこで、今日の投げ留めは「冬の夜はショパンが似合ふI miss you」。
車で我が混合CD=ショパンや前川清やMJQごっちゃ煮を聴いていて浮かんだ。

 冬の夜や海ねむらねば眠られず       鈴木真砂女
 冬夜聴く滅びし国の子守唄           野見山朱鳥
 戯曲よむ冬夜の食器浸けしまま        杉田久女
 耳掘ればがらんどうなる冬夜かな       大野林火

久女には「足袋つぐやノラともならず教師妻」という句がある。
 足袋もノラも昔なりけり素足の娘

お、ええやん。句集に載っけよう。

※写真は『ノラ』『火の顔』から勝手拝借/感謝です。

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