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2006年12月 7日 (木)

冬日の句

歳時記を音楽聴きながら眺めていることがある。Photo_373
今日の三句目「冬日向姑の呆けのゆるやかに」。
これは昨夜、歳時記を眺めていて例句(龍太)から反射的に連想して浮かんだ。

 遺書父になし母になし冬日向        飯田龍太
 たつぷりの冬日が父と新聞に        神田綾美
 冬の日や馬上に氷る影法師         芭蕉
 喪の家の人が動けば冬日動く        寺田京子

寺田京子(どんな俳人かほとんど知らず)には悲しい叙情句が多い。
「冬満月われの匂ひの中にねむる」は先日、引いた
俺はまだ俳句を始めたばかり。四季を一回りしてまた冬に戻らむ、いのちある限り。

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「俳句」カテゴリの記事

コメント

冬ですね。 寺田京子さんの句ですが、俳句なんぞまったく駄目な私もぞっとしますよ。初冬、師走の亡事は辛いですよね。

投稿: SAKAKI | 2006年12月 7日 (木) 午後 09時04分

うわっ、SAKAKIさんだ。読んでくれていたんですね、感謝。
来年はライブドア・ショックの傷もようやく癒えて、三角合併解禁を囃して大相場ですよ、たぶん。

投稿: 土曜日の各駅停車 | 2006年12月 8日 (金) 午前 04時10分

  冬の月
さえざえと
冬の月庭の面(も)は
真昼の如し。

枯枝は
地に落ちて
風寒み
かすかに震ふ。

我が影を
我が踏めば、
道の石
さえて音あり。

見上ぐれば、
ただ真上、
天心に
月やゝ細し。
 (小学国語読本巻十 文部省より)

投稿: 谷人 | 2006年12月 8日 (金) 午前 08時53分

いい詩ですね。誰の作でしょうか。
今の国語教育と比べる手段と能力に私は欠けておりますが、こんな詩が載っている教科書で習うのは(この点だけは)幸せだと思います。

投稿: 土曜日の各駅停車 | 2006年12月 8日 (金) 午前 09時45分

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