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2006年12月27日 (水)

水仙の句@水仙や海に向かひて風を受く

なぜかしら水仙が好きだ。知っている数少ない草花のうちの一つだからだろうか。Photo_443
そこで今朝の句は「水仙や海に向かひて風を受く」。

さて、海に向かって風を受けているのは水仙だろうか、作者だろうか。主語が無くても言葉が成立する日本語ならではである。このような日本語だからこそ西田幾多郎の純粋経験(「色を見、音を聞く刹那」主客未分の刹那)が受け入れやすいのだと思う。
それはともかく、この句、詩になり損ね、ひねりのない句である。記録として句集に入れておく。 

 水仙やカルテ一葉死へ急ぐ      川畑火川
 次の間といふうすやみの水仙花   鷲谷七菜子
 水仙や寒き都のこゝかしこ        蕪村
 水仙の香やこぼれても雪の上     千代女

「ナルシスが水面に映る自らの美貌に見とれて動かず、とうとうスイセンになったになったというギリシャ神話を思い出させる」とネット歳時記にある。そうか、知らなんだ。

※写真は爪木崎のページから勝手拝借/感謝です。爪木崎の水仙は5~6分咲きといった具合だそうである。

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