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2006年12月15日 (金)

冬木の芽の句@しなやかに歌って

確か、山口百恵にあったなあこの歌と思って検索したらやっぱりあった。Photo_398
一度だけご本人を見かけたことがある。学芸大学の商店街、和服姿だった。
当時、マガジン/サンデー全盛期、表紙を飾ることも多かった。職場で金を出しあって毎週読んでいた。
もう、出てこないだろうね、メディアには。その潔さがしなやかに強かである。
そこで、今日の二句目は「しなやかにしたたかに生く冬木の芽」。

季節はもうしたたかに春用意しつつあり。年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず、言を寄す全盛の紅顔子、応に憐れむべし半死の白頭翁よ。

 水嵩のうすくながるる冬木の芽        北崎珍漢
 雲割れて朴の冬芽に日をこぼす       川端茅舎

茅舎の代表作は「金剛の露ひとつぶや石の上」。アララギ写生句のお手本である。

※写真は五感てきブログ +Happy Life+「山口百恵」さんの今を見るから勝手拝借/感謝です。百恵の「今」にリンクあり、お薦めである。

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