« 年用意の句@千円床屋 | トップページ | グールド、寅、自讃の三首 »

2006年12月19日 (火)

寒椿、都鳥の句@いのち連作三句

今朝は連作三句を一挙に投句した。
 つぎつぎと首落としけり寒椿
 いつか死ぬことは絶対都鳥
 寒椿惜命てふ語知りにけりPhoto_410

一句目は以前からの在庫。二句目、三句目を得て連作として完成した作品となったものである。この連作の要は「惜命」命惜しむにある。句作のヒントは富安風生の下の句との出会いにあった。
 春惜しむ心と別に命愛し       風生

「命愛し」は「いのちおし」と読み、初案「命惜し」を推敲したものとのことである(山崎ひさを「富安風生」:俳句入門にもなっている良書)。そして風生の句は石塚友二の下の句を下敷きにしている。
 春惜しむすなはち命惜しむなり   友二

「惜しむ」とは、いい言葉である。一時流行りかけた「勿体ない」より雅趣がある。
 七夕竹惜命の文字隠れなし   石田波郷

※写真は冨安 風生(とみやすふうせい)―ホトトギス派の代表的俳人―から勝手拝借/感謝です。

|

« 年用意の句@千円床屋 | トップページ | グールド、寅、自讃の三首 »

「俳句」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 年用意の句@千円床屋 | トップページ | グールド、寅、自讃の三首 »