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2006年12月12日 (火)

帰り花の句

「帰り花」で句を得たいと前から思案あり。そこに高橋治「ひと恋ひ歳時記」(昔ある人からPhoto_387 の頂いて読んだ本)を思い出した。
そこで、今朝の句「人恋ふる句歌歳時記や帰り花」。
安易な句である。しかし、俺の生活から出た句だと主張したい気分もあるのである。

 きのふありけふまた別の帰り花    島谷征良
 返り花咲けば小さな山のこゑ      飯田龍太
 咲くよりも散るはいつとき返り花    鈴木真砂女
 薄日とは美しきもの帰り花       後藤夜半

夜半の代表作は「瀧の上に水現れて落ちにけり」。箕面の滝に句碑があるそうである。

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