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2006年12月16日 (土)

浜田康敬

実は(何を隠そう)ガキの頃からの阪神ファンである。野球は阪神の試合しか見ない。新聞もほとんどそうである。だから、野球を観て楽しむというよりは阪神を応援する自分を愛する阪神ファンと言うべきだろう。すなわち、メタ阪神ファンである(このチームのファンの多くは俺と同様にメチャではなかったメタだろう)。

ところで、松坂。レッドソックスは120億というカネをどうやって回収するつもりなのだろう。したたかなオーナーのようだから計算は立っているのだろうけれど、そのうち放映権料など日本からの回収額は相当なものだろうけれど、日経あたりがきっちり分析記事を書くべきだろうなあ。それを読んで俺に一銭の得も無いのだが。
更にところで、ベースボールを野球と訳したのは正岡子規と思っていたが、違うようである。それがどうした俺に一銭の損得も無いけれど。

さて、今日は浜田康敬。「両親とは早くに死別。兄弟たちとも離ればなれの生活を強いられた」と歌人紹介にある。

 「盗む」「刺す」「殺す」はたまた「憤死」する言葉生き生き野球しており

破調かなあと思って指折り数えればきっちり定型に納まっている歌だ。内容も平明で分かりやすい。そして下の句「言葉生き生き野球しており」が詩になっている。生き生きとPhoto_4いえば「ガッツ石松かつてボクサーたりし頃われも生き生きおりたりし」という歌もある。

まさに短歌の達人と思う。しかし(ゴメンナサイ)名人ではない。
思うに達人と名人を分かつものは毒ではないだろうか。例を出せば、茂吉も岡井隆も毒がある。人間、善良のみでは立身出世しないのである。

さて松坂は毒ありや。井川も頑張れ、俺が応援する。

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