時雨の句(二回目)
テレビ俳句をビデオ録画して毎回観るようになった。
今日のお題は「時雨」であったが、そうか、片時雨とか袖時雨とか更には大阪時雨とかがあるのを再認識した。そのうち(耕衣張りに)妻時雨なんてのも造語してみよう。
という訳で今日の三句目は袖時雨を頂戴して推敲→「歳なれば涙腺ゆるみ袖時雨」。
「自己を発見」しているか、「生活から歌っているか」に照らすと甘い句である。観念的で下品である。しかしまあ、句集には留めておき自らの反省材料とする。
人々をしぐれよ宿は寒くとも 芭蕉
チエホフを読むやしぐるる河明かり 森澄雄
水にまだあをぞらのこるしぐれかな 久保田万太郎
まず、事実に即け。技術や語彙や比喩はその後である(自戒)。
※写真は今週のテレビ俳句の講師:矢島渚男。NHK俳句|俳句選者紹介から勝手拝借/感謝です。
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