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2006年12月 5日 (火)

黄落の句

今日の二句目は「黄落や金王朝の終末期」。
秋に逆戻りだけれど、来年の今頃、金王朝は存在しないかもしれないので投句した。Photo_24
それはともかく、数ある紅葉の中で銀杏の黄葉は最も見事だ。歳時記に「荘厳」という形容もある。
荘厳の中で静かに平和に終末して欲しい。朝鮮民主主義人民共和国2300万の拉致されし人民のために。

 黄落や或る悲しみの受話器置く     平畑静塔
 堕胎医の金属響く黄落期         石原八束
 ここに来て死ねよと山河黄落す      籏 こと

籏ことの句に感じ入って検索したけどプロフィル不明(故人のようである)。「十月の朝顔咲くや片思ひ」という句もある。しなやかで鋭敏な感性がこのような句を生むのだろう。
あ、句を得てしもうた。
 
 老いてなほしなやかであれ黄落期

※画像は朝鮮民主主義人民共和国国旗。世界の国々 - アジア - 北朝鮮から勝手拝借/感謝です。

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