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2006年12月26日 (火)

年の内の句@新年の句を書き留めて年の内

俳句の功徳の一つは(言うまでもなく)季節感である。季節に多少鋭敏になったからといってなんかエエことあるんかと訊かれるとコマってしまうのだが、とにかく季節感である。
いや、時間感覚と言うべきか。時間感覚すなわち、いのちに鋭敏になるという有難味があるのである。Photo_441

そこで今朝の二句目。
 新年の句を書き留めて年の内

もう気分はお正月だ。まこと目出度き男かな。

 海苔買ふや年内二十日あますのみ  田中午次郎
 母子にて出る事多し年の内       岩木躑躅
 浪々の身にも年内余日なし       村山古郷

「年の内」は年内に片付けるべき仕事や正月の準備に追われつつも、「年の暮」よりはまだゆとりのある感じ。歳末のあわただしさよりも、一年を振り返る余裕さえ感じられる。とネット歳時記にある。さて、門松を立てようか。

※写真は年末年始・お正月用品-門松(大-1)・造花から勝手拝借/感謝です。1台 販売価格(5%税込)51,350なり。

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