着ぶくれの句
実は(何を隠そう)熱中症である。熱しやすく冷めやすいのである。
この俳句溺れ、いつ冷めるかと我が事ながら興味津々だ。
そこで今日の二句目は「着ぶくれて自称俳人吟行す」。
下五は「街を行く」でもよかったのだが「吟行す」とした。只管打坐日々吟行の境地なり。
着ぶくれてゐて愛などと真赤な嘘 伊藤トキノ
着ぶくれて老の命を惜しむなり 富安風生
人待つ如人厭ふごと着膨れぬ 石田波郷
着ぶくれて我が一生も見えにけり 五十嵐播水
最後の句「見えにけり」は「見えていない」と解釈する。イヤよイヤよはイイのうち、なのだから。ああ、このひねくれた性格、イヤだなあ。
※画像はdocument.no-weblogg Daliから勝手拝借/感謝です。
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