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2006年12月17日 (日)

冬すみれの句@同窓会

「冬すみれ」を前々からモノにしたくて在庫していたところ、形が決まった。
 冬すみれ同窓会に一二輪

歳時記に「スミレは春のシンボル的な草花であるが、暖かい野山の日だまりでは、春を待たずに芽を伸ばし咲いているスミレに出逢うことが出来る。小さな春の発見であるが、同時に健気さに対する感動もある」とあり。初恋の思い出の句である。Photo_405

 仮の世のほかに世のなし冬菫         倉橋羊村
 わが齢わが愛しくて冬菫             富安風生
 ふるきよきころのいろして冬すみれ      飯田龍太

「わが」を一句に二回使う風生の技。同時に平明な詩人でもある。ただいま勉強中。写真は冨安 風生(とみやすふうせい)から勝手拝借/感謝です。

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