「拒否の一票を投じればいいだけ」か?
一人党を提唱した天木直人さんが「塩野七生が語る安保闘争」で
(1)「いよいよ憲法改正が現実のものとなってきた。この動きを阻止できるのは既存の護憲政党や護憲政治家では決してない」
(2)「いつの日か改憲案が国民投票の形で現実に国民に突きつけられる時が来る。その時に日本に再び「政治の季節」が訪れる。おそらく戦後の政治史のなかで最後の政治運動が起きる時である。しかしそれを恐れることはない。拒否の一票を投じればいいだけである」
と書いていらっしゃる(論点整理の都合上、私の判断で一部のみ引用しています。是非、前文をお読み下さい)。
(1)については(半ば諦めつつ)同意見だが、(2)については不同意である。
なぜなら、国民投票にかけられた時点ではもう遅い、過半数の「賢明な」日本国民は改憲に賛成するだろうと考えるからだ。また、そこまで状況が煮詰まってはじめて改憲勢力は改憲案を提出するだろうからだ。
だから、今夏の参院選で自公をコテンパンに惨敗させることが護憲にとって不可欠であり、護憲人民戦線の実現を切に願うばかりである。聡明な日本国民が民主・共産・社民に働きかけられることを!
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