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2007年1月10日 (水)

初髪の句@初髪の子のまぶしさやうれしさや

島田もいいけれど洋風の初髪もいい。きちんとして初々しい色気があれば。Photo_33

 初髪の子のまぶしさやうれしさや

それと背筋を伸ばして歩いてほしいな。ゴメン、おやじは注文がうるさいんよ。

 初髪を結ひをり雪のふりてをり     久保田万太郎
 初島田結ひてすね居る書斎かな     高浜虚子
 だんだんに母に似ぬ子の初島田    池上不二子
 切手売る初髪の紅一点嬢        秋元不死男
 初髪に東京湾の広さかな         有働 亨

有働亨の句、詩人の目とはこうしたことをいうのだろう。他に「何もかも御用納めの風邪ぐすり 」という句もあるようで経歴等知らないが、いい俳人だ。「馬小屋に馬目ざめゐて初茜」「柚子の黄の北鎌倉の駅小さき」を俺のブログ検索で見つけることもできる。

※写真は観光イベント(島田髷まつり)から勝手拝借/感謝です。

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