三ケ日の句@ときどきは死を思ふなり三ケ日
はや四日である。今日は仕事始め、大発会。そうか、世間は既にビジネスモードか。
そこで今朝の一句は「ときどきは死を思ふなり三ケ日」。
「賢妻の春を重ねて還暦に」「わが寿命いつ尽きるやら四方の春」などと駄句の溢れは止 まることなし。今年は量より質で、などとちょっぴりしおらしく反省(のフリ)であった。
一人居や思ふことなき三ケ日 夏目漱石
門番に餅を賜ふや三ケ日 正岡子規
こころよき炭火のさまや三ヶ日 飯田蛇笏
酒少し楽屋に出たる三ケ日 田中牛次郎
漱石の句は清水哲男『新・増殖する俳句歳時記』の昨日の記事で知った。俺の三が日は俳句とテレビ三昧の三が日であった。漱石と子規の明治や三ケ日
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