寅最終作「寅次郎紅の花」を観て、「寅枯れる」をハイクブログ季語登録しての句である。
寅枯れてハイビスカスの花ひとつ
最終作だと思うと、そして、渥美清の身体が既に癌に侵されていたことを思うと観る前からハイテンションだった。
勝ち組も負け組みも金持ちも貧乏人も時間だけは平等。いのちはひとつ。
そして、生活習慣病はなんとか対抗できるとしても、癌には運命に近いものがある。
すっかり歌を忘れたカナリアだけれど、俳句でいのちを詠えると知って(いまのところは)俳句にいれこんでいる。俺だって、いのちの詩にいつかめぐりあえるよな、寅さん。
コメント
そういえば渥美清さんも俳句をなさっていましたね。とても真面目に句会に出席していたそうです。
ふうてん(風天)という俳号。
投稿: みなこ | 2007年1月29日 (月) 午後 08時38分
へー、そうですか。知らなかった。ネット検索してみます。
投稿: 土曜日の各駅停車 | 2007年1月30日 (火) 午前 05時29分