冬の川の句@冬の河をとこをんなに手もふれず
寅句である。
冬の河をとこをんなに手もふれず
「川」ではなくて「河」の方がどんよりしているように思うから。俺もどんよりしていた、かつては(ああ今も)。
冬の川女の裳裾あざやかに 原コウ子
冬川に出て何を見る人の妻 飯田蛇笏
冬川のひびきを背に夜の伽 石原八束
冬の川見て叱咤して詩を作る 山口青邨
冬の川って結構、エロスを湛えているじゃん。また叱咤して詩をつくらむか。
※画像は山本富士子の「夜の河」から勝手拝借/感謝です。
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