冬の蝶の句@テロといふ戦争続く冬の蝶
イラクである。内戦状態に近いのに、メディアはテロと伝えているのではないだろうか。
イラク米軍2万1,500人増兵という中途半端な新政策は成功するのか。既に50兆円の戦費を投入させられたアメリカ国民は産軍複合体にむしられているだけだと思う。
そこで反戦俳句の白眉の一句。
戦争が廊下の奥に立つてゐた 渡辺白泉
この句を読むたびに戦争は他人事ではないと思う。ほら、総理官邸の廊下の奥に立っているではないか。写真は写真俳句 渡辺白泉より勝手拝借/感謝です。
戦争で儲かる国よ白泉忌
一月三十日は白泉忌である。
生あるものこの冬蝶に逢ひしのみ 福田蓼汀
冬の蝶睦む影なくしづみけり 西島麦南
冬の蝶さてもちひさくなりつるよ 北原白秋
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