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2007年1月27日 (土)

寒暁の句@寒暁やいのちひとつを大事とす

震災に寄せる句ができた。Photo_552

 寒暁やいのちひとつを大事とす

あの日、テレビは京都の震度を伝えたけれど神戸は空白だった。いつものように会社に出ると、神戸方面が大変なことがわかりかけていた。会議室にテレビを持ち込んで、ダイアルアップのパソコン通信で現地と連絡をとったりして、忘れられない日々である。

全ては「いのちひとつ」がはじまりだ。文学は当然、政治もそうだ。「いのちひとつ」を念頭に俺は語り続けたい。

 寒の朝みな美しき横顔す      中神洋子
 冬曙六人の病床うかびそむ    石田波郷
 冬の朝病者が残す魚の骨     田川飛旅子

風景に心を見る。それが写生だと思う。「魚の骨」を見て何を感じるかである。

 海見れば遠き記憶の甦る生命の連鎖遺伝子の神

こういうのを俳句に移し変えて写生すればいいのだ。道は遠くて近い。

※写真は阪神大震災ノート 高校生からのメッセージ《2》から勝手拝借/感謝です。

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