枯芝の句@枯芝に寝ころんで読む文庫本
枯芝に寝ころんで読む文庫本
文庫本といえば
遺品あり岩波文庫「阿部一族」 鈴木六林男
これに対し、俺の文庫本は単なる語呂合わせの文庫本。でも、上の無季かつ反戦俳句の代表作とともに読んで貰えることはありがたい。反戦短歌の傑作「ひきよせて寄り添ふごとく刺ししかば声も立てなくくづをれて伏す」宮柊二も合わせて読んで貰えるともっと喜ぶ。
枯芝を尻に背中につけてをり 高浜虚子
兄いもといつも一緒に枯芝に 安住 敦
枯芝のそこらも夜となりにけり 長谷川春草
枯芝や石と冷えゐる詩をしかと 木下夕爾
「枯芝」は思いの外に詩になりやすい。俺の句が詩になっているとは言わないが。
※画像は西田幾多郎「善の研究」岩波文庫。俺の読んだ数少ない哲学原典の一つである。
兄いもといつも一緒に枯芝に 安住 敦
枯芝のそこらも夜となりにけり 長谷川春草
枯芝や石と冷えゐる詩をしかと 木下夕爾
「枯芝」は思いの外に詩になりやすい。俺の句が詩になっているとは言わないが。
※画像は西田幾多郎「善の研究」岩波文庫。俺の読んだ数少ない哲学原典の一つである。
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