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2007年1月25日 (木)

室咲の句@室咲や壮年過ぎて知る花のあり

室咲で一句を得たかった。Photo_545

 室咲や壮年過ぎて知る花のあり

この句に至るまでに「室咲を詫びのしるしに買ひ帰る」「室咲や四畳半にも春が来る」があったが、いずれも没。ようやくにして本句となった。「室」とは温室を意味する。温室栽培で、本来の花季ではない冬季に咲かせた花を「室の花」「室咲き」などと称する

そして「壮年」は「さだ」と読んでほしい。岡野弘彦

 壮年すぎてなほ人恋ふるあはれさを人は言ひにき我も然おもふ

から頂戴した。貰うのも俳句である。 

 紅唇の濡るるがごとく室の花      富安風生
 妻のほか人なき日日の室の花     上村占魚
 室咲や古き調度に埋もれ住む     島田みつ子
 室咲きの鏡を占むるトイレ借る     森 みさを

俺の句はやっぱり叙情。叙景への道は遠い。

※画像はシクラメンの管理方法から勝手拝借/感謝です。
「恋文は短きがよしシクラメン」成瀬桜桃子。

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