初詣の句@山の神拍手三拝初詣
昨日は駄句溢るる日だった。
そこで今朝の二句目は山の神である。
山の神拍手三拝初詣
どうして山の神なのかなあ。検索したら、山の神は一般に女神であるとされており、そこから自分の妻のことを恐妻であるとして謙遜する「山の神」という表現が生まれたとちゃんと答えがあった。参拝作法についても二拝二拍手一拝が作法とのことである。だから、三拝は俳句的虚構捏造である。
境内に入りて風なし初詣 田中王城
初詣なかなか神に近づけず 藤岡筑邨
星めがけて賽銭投げぬ初詣 佐野青陽人
初詣あかつきくらき男下駄 石橋秀野
石橋秀野は39歳で夭折した。「西日照りいのち無惨にありにけり」は療養中の句であろう。絶唱である。
※画像は岩手県北部の山間)の町、安代町(あしろちょう)にまつられている山の神である。
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