風光る@風光るブラウスの人小走りに
昨日は風が強くてちょっと寒かったが、暖かければブラウスでも→やっぱりまだ寒いか。
風光るブラウスの人小走りに
別にトイレに急いでいる訳ではない。風光る→ブラウス→小走りと(俺としては)自然な連想が働いたものだ。
ところで、手元の歳時記「風光る」には「春風との同趣同巧を避くべきである」とある。試しに「春風やブラウスの人小走りに」としてみたが、これでは「風光る」の感覚が出ないだろう。従って季語は動かないのである(キッパリ)。
ころころと老婆生きたり光る風 相馬遷子
風光りすなはちもののみな光る 鷹羽狩行
風光るこころの端の千利休 平井照敏
風光る入江のぽんぽん蒸気かな 内田百閒
「こころの端の千利休」も「ぽんぽん蒸気」もいいなあ。二物衝撃はつかずはなれずはなれずつかず、まことに君子の交わりの如きものである。
※画像は【 ozie 】レディースシャツ・ブラウス ストレッチ 8067-4-4から勝手拝借/感謝です。
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