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2007年2月 6日 (火)

春炬燵の句@冷え性の妻の沈黙春炬燵

短編小説の趣のある句である(自分で言ったら世話はない)。Photo_589

 冷え性の妻の沈黙春炬燵

春炬燵から冷え性が出て小道具たる妻が出てきて沈黙となった次第である。いったい何を言いたい句なのか作者もわからぬ。切れが過ぎた句である。

 ぜいたくは今夜かぎりの春炬燵   久保田万太郎
 怠け癖もどるや雨の春炬燵      水原秋桜子
 飲食も目薬さすも春炬燵        久力澄子
 春炬燵みんな出かけてしまひけり    黛 執

万太郎の句は戦時中の句である。「うちてしやまむうちてしやまむ心凍つ」という句も残している。繰り返すまじ、国民的建前熱狂アホイズムを。

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