八百長問題を国会で追及せよ
コンビニに行って(申し訳ない)週刊現代の八百長告発記事第二弾を読んできた。記事内 容は、それなりの状況証拠を散りばめてあって信憑性を感じさせるものだった。相撲協会は訴訟を検討中とのことだが、これは是非、法廷で白黒決着をつけて欲しい。(脛に傷がありそうな)協会にできるかなアとかなりの不安はあるけど。
ところで協会は財団法人即ち税制等様々な特典を受けている公益法人(文科省管轄かな)である。これだけの問題になっているのだから、政府としても知らぬふりはできないだろう。卑しくも国技たる大相撲、更には恐れ多くも陛下及び愛子様など皇族の方もご観覧になるのである。美しい国を標榜する総理ならば真相究明の指示を出すべきであろう。
そしてまた、今回の問題の底流には少子化・グローバル化に伴う外国人「労働者活用」(こんな言葉で申し訳ない)更には文化摩擦の問題もあるように思う。大相撲は時代の先端を切って走っているお手本なり(外国人に働いて頂いて寺銭で儲けるビジネスモデル)と評価していたのに、八百長が事実とすれば残念だ。
おりから国会審議も再開し少子化問題集中審議予定とのこと、政府追及の材料として是非取り上げて欲しいなあ。総理が真相究明指示を出さないのなら国政調査権を発動して国会自らが真相究明に当たるべきだ。
最後はメディアへの注文。大相撲協会には横綱審議委員会という立派な第三者諮問機関があるではないか。内館牧子、山田洋次など錚々たるメンバーである。メディアは彼らに意見・コメントを取材せよ(ナベツネは委員ではなかったっけ→そうだ、思い出した。ナベツネは海老沢勝二がNHK会長を降りたときに「友情」から横審の席を譲ってやったんだ)。どうした日本テレビ。
なにはともあれ、これで来場所が益々面白くなった。朝青龍の取り組みと勝敗が最も気になる。NHKはニュースでは八百長問題を伝えるけれど場所中継では一言も触れないだろうなあ、多分。
俳句好き相撲も好きで歌舞伎好きあゝ富士の山日本も愛す
※写真はナベツネ。新人専務のBLOGから勝手拝借/感謝です。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- アメリカは野暮な国だって?(2014.08.29)
- フェイスブック安部総理にコメント(2014.07.04)
- ETV特集「歴史と民族から考えるウクライナ」(2014.05.26)
- ノーモア・フクシマ3条件(2014.03.20)
- 来年も平和な年でありますように(2013.12.28)
コメント