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2007年2月11日 (日)

椿の句@癌で逝きし寅の一生や落椿

これは予ねて用意の椿の句。Photo_604

 癌で逝きし寅の一生や落椿

椿は咲くそばから首ごとぽたりと落ちる。哀れな花である、と思うのは人の浅はかであって、生命の循環システムがそのように構成されているだけのことだ(と俺は思う)。
そうそう、今夜はプラネットアース最終回だった。ビデオセットを忘れまじ。

 よく咲いてよく落ちてくる椿かな   北山喜久子 
 椿落ちて昨日の雨をこぼしけり   蕪村
 紅い椿白い椿と落ちにけり     河東碧梧桐
 老居してすこし椿のなまなまし   能村登四郎

「恋椿」「落椿」「白椿」「紅椿」など「椿」は使い甲斐がある季語だ。「白椿文も書けずに離れけり」などと駄句を即興安易生産してはならぬ。

※画像はNHKスペシャル|プラネットアース 第9集「ジャングル 緑の魔境」から勝手拝借/感謝です。

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