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2007年2月24日 (土)

春の空@北へ行く飛行機ひとつ春の空

実景句。Photo_661

 北へ行く飛行機ひとつ春の空

多分、羽田から富山または金沢へ行く旅客機だと思う。青空に機体が小さく光っているのを見上げた。
野と山と街をつつめり春の空」に続く二句目。すこしはよくなったが矢張り、詩(比喩、意外性)が無い。

 ゆびきりの指が落ちてる春の空   坪内稔典
 死は春の空の渚に遊ぶべし      石原八束
 手を容れて冷たくしたり春の空   永田耕衣
 鴎の目鋭きかなや春の空      高浜虚子

耕衣ほど難解にしなくともいいから、せめて
稔典さんの詩が欲しいなあ。「飛行機のひとつ落ちてる春の空」とか。ああ、これでは剽窃であった。
石原八束の句は名句だと思う。他に「血を喀(は)いて眼玉の乾く油照 」がある。よくはわからないけど詩人である。

 詩人へと梯子のかかる春の空

見えないものを見るのが詩人なのだ。

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