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2007年2月 9日 (金)

水温むの句@気ままとは俺のことかや水ぬるむ

上五中七がすっと出て、初案「春の水」だった。Photo_597

 気ままとは俺のことかや水ぬるむ

同時作短歌もある。

 会社をば早期退職したからはその分長生きするが義務なり

なんやあ、結局、自分に都合のええことばかりやんか。このエゴイストめ。
それはさておき、上の歌のロジックで平均寿命に上乗せすると89歳が目標となる。まあええとこやなあ。
だから、宮川大助(あ、俺と同じB型やんか)の病状が気になる。一時は「今夜がヤマ」と医者に言われたそうだ。ジョギングなど健康に留意していたそうだけれど、高血圧に過労が祟ったとのことだ。俺の場合、過労の心配は無いキッパリ。

 これよりは恋や事業や水温む      高浜虚子
 黒くしづかに墓洗ふ水温みたり      石田波郷
 水温む泊るこころになりてをり      大野林火
 水ぬるむ主婦のよろこび口に出て   山口波津女

虚子の句、駄句との評を何かの本で読んだけれど駄句だとしても、偉大なる駄句である。なんかちよっぴり嫌味な句だけれど。

※写真はプロフィールから勝手拝借/感謝です。

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