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2007年2月11日 (日)

椿の句@箱根路の七つ曲がりや恋椿

真鶴から湯河原に出て椿ラインで箱根の山を上った。Photo_603

 箱根路の七つ曲がりや恋椿

実際見たのは真鶴の公園の椿。大輪の紅が見事だった。椿ラインにもちらほら咲いていて、もうすっかり春である。「恋椿」は次の波郷の句から頂戴した。

 ひとつ咲く酒中花はわが恋椿     石田波郷
 仰向きに椿の下を通りけり       池内たけし
 みちのくの椿は梅にさきがけて     鈴木綾園
 片隅で椿が梅を感じてゐる       林原耒井

耒井の句は(やっぱり)SOHYAさんが鑑賞されていた。俺は大岡信「百人百句」で知ったけれど、こういう感性が詩人なのだろう。見る目と詩想の広がりと句にする着想である。

※写真は椿に恋した波郷。風鶴山房:波郷の足跡から勝手拝借/感謝です。

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「俳句」カテゴリの記事

コメント

土曜日の各駅停車さま。
お早うございます。
この「トラックバック」は気が付かなくて失礼しました。
時期的にも、丁度、12~14日と温泉に遊びに行って
ましたので、遅れました。
滅多にトラックバックはないので、気をつけてませんでした。
有難うございます。
毎日、精力的に記事をアップされて感服しています。
難しい哲学の話など、私には歯がたちませんが。。。。
では、また。

投稿: sohya | 2007年2月19日 (月) 午前 08時23分

追伸。
あなたに呼びかけるときに、いちいち「土曜日の各駅停車」さま、というのも長すぎますので、何か短い「愛称」を考えて、お知らせ下さい。こういうのを実行しいる人は、多いですよ。
よろしく。

投稿: sohya | 2007年2月19日 (月) 午前 08時27分

土曜日で結構です。気を使って頂いて恐縮です。
ところで「椿が梅を」の句は梅を見るといつも思い出しています。自然も世間も出会いだと実感しています。

投稿: 土曜日の各駅停車 | 2007年2月19日 (月) 午前 08時36分

土曜日さん初めまして!株と思索と短歌のサイト、今日は俳句の方だけ読ませてもらいました→おいおい他の分野も読むつもりでお気に入りに登録しました。「箱根路の七つ曲がりや恋椿」の句、なるほどと思いました。実は日光のいろは坂をイメージして「九十九坂椿が落ちる堕ちて行く」という駄句をものしていたのですが、最近の女性は堕ちない→堕ちるという自覚がないんでしたっけ。古いニンゲン(大江健三郎と同世代デス)ですが貴サイトの一ファンとしてお見知りおきください。

投稿: さばみそ | 2007年2月20日 (火) 午前 09時13分

これはこれは、さばみそさん、いらっしゃいませ。いつもハイクブログで拝見しております。コメントを読んで没にした句から一句。

 落ちさうで落ちぬ女や春の雲

あ、「堕ちる」でしたか。失礼いたしました。ご愛顧、感謝です。

投稿: 土曜日の各駅停車 | 2007年2月20日 (火) 午前 09時45分

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