若者の半分はフリーター
18―29歳の男女の半数がフリーターまたはフリーター経験者であることが19日、労働政策研究・研修機構の調査でわかった。フリーターでいる期間が長期化し、5年前の3人に1人から割合が高まった。このうち正社員になろうとしたことがあるのは4割にとどまり、長引いた雇用環境の悪化で、正社員になるより仕事以外にやりたいことを目指す「夢追求型」フリーターが4人に1人いた。
朝刊記事によると調査結果から「夢追求型」「モラトリアム型」「止むを得ず型」に分類したそうだが、この分類がどこまで実態を正しく反映しているのか疑問だ(誰が好き好んで低賃金過酷労働で夢追求するか)。
また、偽装「再チャレンジ」~自己責任論を超えて~シンポジウムを予定している若者の集まりもあるという。
低賃金・過酷労働もさることながら、若者の半分はフリーターという状態で技術継承蓄積ができるのだろうか。「付け焼き刃」の底上げ戦略ではイノベーションなど出来ないぞ、安倍ちゃん。
日経平均新高値更新はご同慶だが、足元に若者問題(格差問題よりこの表現の方が正しいかもしれない)、海の向こうにはいつかやって来るドル不安と中国懸念。売り時を忘れないようにしよう、株主諸君。
※画像は上のシンポのパネラー雨宮処凛さんという人。すごい生き方から勝手拝借/感謝です。
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