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2007年2月 8日 (木)

米中と日本の大きな歴史的差異

新聞を読んでいたら、「甦る大国・日本叩きが始まる」とか「中国に食い潰される日本」など本の宣伝コピーの文字が大きく踊っている。Photo_595

ああ、また国家主義日本論かと厭になる。そこで、こんなコピーを信じる乃至信じたい人にひとこと。

アメリカには自由のために独立革命を果たした歴史がある。
そして、中国には人民を食わせることのできない王朝を倒し続けた王朝交代の歴史がある(易姓革命)。
これに対して、我が日本は万世一系天皇制の冠たる国。明治維新も国家の独立を維持するために天皇を納戸から取り出して据え付けた政変にすぎない。つまり、日本は日本人の大多数は素朴に国家を信じているのである。原爆を落とされても戦争に負けても。

だから、我が安倍総理も素朴に美しい国=戦後レジームの見直し=国家主義復興を掲げている。

アホやなあ日本人は、国家を信じるなんてと世界は日本を眺めている。かくして円はまだまだ下がる(やろか)。そして株はなかなか上がらないのだ。賢くなろう、日本人諸君。

※写真はスポーツナビ  写真  男子マラソン 銅メダルの尾方剛は、笑顔で日の丸を掲げたから勝手拝借/感謝です。スポーツ選手には当然ながら何の罪も無い。

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