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2007年2月17日 (土)

春の雪@なるやうにならぬ心や春の雪

初案「春の雲」だった。Photo_627

 なるやうにならぬ心や春の雪

しかし、もっとお湿りが必要と考えて「春の雪」に手直し。なんの具体表現もないけど、まずまずの練習句駄句なり。

 泣蟲の杉村春子春の雪           久保田万太郎
 海までの明るさに舞ひ春の雪         鷲谷七菜子
 手鏡の中を妻来る春の雪           野見山朱鳥
 ばか、はしら、かき、はまぐりや春の雪   久保田万太郎

光の中にあはれを湛える季語だ。これこそ花鳥諷詠、具体を詠わねばと反省しきりである。

※画像は女の一生 紀伊國屋書店BookWebから勝手拝借/感謝です。

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