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2007年3月26日 (月)

春の雪@十三に春の雪降るがんこ寿司

NHK俳句、例によっての落選句だ。Photo_48

 十三に春の雪降るがんこ寿司

ご存じない人もいらっしゃるだろうから、十三は「じゅうそう」と読む地名だ。阪急京都線・神戸線・宝塚線の交点にあたり、梅田からは淀川の対岸になる。俺の青春の土地だ。木川劇場で検索かけると十三ミュージックに名称変更が出てきた。まだ、あるやん。懐かしいなあ。そして、がんこ寿司(銀座に立派な店がある)も十三が発祥の地である。

 春の雪ふる女はまことうつくしい   種田山頭火
 春の雪ゆつくりと降りさびしけれ   細見綾子
 春の雪しばらくつもる渚かな     大峯あきら
 舌に溶く甘納豆や春の雪       三橋敏雄

淡い感情のここちよさを春の雪は伝えてくれる。もっとも東京の春の雪は例年どかんと降るのだが。

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コメント

「春雪のしばらく降るや海の上 前田普羅」が好きです。一方、「淡雪の解けてしまへば東京都 加藤楸邨」も好きです。俳句って、いろいろ面白いですね。

投稿: 泰二 | 2007年3月26日 (月) 午後 02時28分

俳句でジャンプの快感を味わいたいと思う今日この頃です。
いい句をありがとうございます。励みになります。

投稿: 土曜日の各駅停車 | 2007年3月26日 (月) 午後 04時44分

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