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2007年3月 1日 (木)

暖か@暖かやかなしみの歌読むたびに

大岡信「折々のうた」賛歌だ。Photo_694

 暖かやかなしみの歌読むたびに

前にも書いたけれど、このシリーズを全部読もうとしている。大岡信の文章は締りがあって且つ読みやすく、そして勉強になる。朝日は数年前に購読を止めたけれど、「折々のうた」が読めないことだけが残念だ(まだ連載は継続しているのだろうか)。
ところで、「かなしみ」と平仮名にしたのは悲しみ・哀しみ・愛しみと多様な字を想起させたいからだ。「かなし」は素敵な日本語だと思う。

 あたゝかな雨が降るなり枯葎      正岡子規
 暖かや飴の中から桃太郎         川端茅舎
 暖かし赤子は泣いて世に生る      保坂リエ
 ランプ点くたちまち闇のあたたかき   辻 桃子

保坂リエの句がおもしろい。「月の酒そのひまひまのものぐるひ」というシュールな句もある。着想の妙を感じさせる。
辻桃子には秀吟「虚子の忌の大浴場に泳ぐなり」がある。「童子」という結社を主宰されているのか。ちょっと興味が湧いた。あ、見本誌・入会案内を送付依頼してしまった。

※掲題句を「暖かしかなしみの歌読むたびに」に推敲。きっぱりと切れを入れた。
※画像は大岡信フォーラム (om-forum.org)から勝手拝借/感謝です。

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