たひらかに生きる楽しみ直帰して夕刊見つつビールを飲めば
もうこんなこともすっかり昔話になりつつある。
そういえば、九十三歳で天寿を全うした富安風生が八十一歳の時に「この世に“思い残すことはない”などと語る人の言葉をきくと、何かそらぞらしく、ウソをついているなと思えてならんのです。(中略)自分自身のために、死ぬるまで、明日を待ち楽しむ気持で、一日一日の命を大事にしたいというだけの事です。」との言葉を残しているそうだ。
一期一会、一日一日の命=楽しみである。
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