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2007年3月20日 (火)

木蓮@悲の恋も童話のごとく紫木蓮

Photo_76 悲の恋も童話のごとく紫木蓮

紫木蓮は白木蓮に遅れて咲くことを(この歳になってようやく)知った。知識は人生を豊かにすると実感している。でも、ようく見ると紫木蓮はそんなに美しい花ではないように思う。花は遠くにありて思う存在となったということか。

 咲くために死んで生れた姉 白木蓮   宗左近
 白木蓮に純白という翳りあり      能村登四郎
 紫木蓮白い柩がふと過ぎる       国武十六夜
 木蓮や母の声音の若さ憂し       草間時彦

官能的で、かつ黄泉の匂いを感じさせる木蓮。俺にも「白木蓮まだ覚めやらぬ青き恋」「生きてゐる白木蓮も青空も」駄句あり。
ちなみに「戒名は真砂女でよろし紫木蓮」鈴木真砂女から「戒名は名無しの権兵衛紫木蓮」という句を拝借した。剽窃そのものであるが自分では気に入っているので胸中にのみ秘めておく。戒名お布施は並で20万円が相場と聞いたことがある。

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コメント

昔住んでいた家の裏庭に、紫木蓮が咲いていました。
背が高い木だし、近くでみるより遠くから見たほうがやはり風情がありますね。
今でも花を咲かせてるのかなぁ、あの紫木蓮。

投稿: 南風子 | 2007年3月21日 (水) 午前 11時20分

咲いていますよ、きっと。
紫木蓮むかしの人の面影よ。

投稿: 土曜日の各駅停車 | 2007年3月21日 (水) 午後 01時16分

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