ミモザ@今日一日無口な夫婦花ミモザ
実は(何を隠そう)この花の名前を知らなかった。アカシアだという説もあったが色々調べて遂にミモザだということが判った。
ところが、ミモザをネット検索すると「フサアカシア、ギンヨウアカシアなどのマメ科アカシア属花卉の俗称。イギリスで、南フランスから輸入されるフサアカシアの切花を"mimosa"と呼んだ事から」とあって、ミモザは「本来はマメ科の植物であるオジキソウを指すラテン語名」だそうだ。だから、歳時記でもミモザ(春)とミモザ(夏)とが区別されていて、前者は銀葉アカシア(これが一般的な呼称のようだ)を、後者はオジギソウ(含羞草)を指すとされている。
そうすると俺の本句はどちらを指すか不分明だなあ(写真俳句だからいいけれど)。しかし、ミモザと言えば銀葉アカシアとすべきだろう。オジギソウには含羞草、眠草という素敵な文字があるのだから。
水割りの水にミモザの花雫 草間時彦
磯庭園ミモザは黄金の花を生む 堀口星眠
ミモーザの花の下にて海青き 山口青邨
逢ふたびのミモザの花の遠げむり 後藤比奈夫
ミモザはちょっとバタくさくてロマンチックな味がする。ミモザという名のカクテルもあるそうだ。映画「逢いびき」はラフマニノフのピアノ協奏曲2番をタイトル音楽にした名画であった。
ミモザはちょっとバタくさくてロマンチックな味がする。ミモザという名のカクテルもあるそうだ。映画「逢いびき」はラフマニノフのピアノ協奏曲2番をタイトル音楽にした名画であった。
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