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2007年3月25日 (日)

格差に影落とす「国際化」

今日の日経・経済論壇・掲題タイトル(大阪大学大竹文雄教授執筆)に面白い指摘あり。正社員が既得権益を守る立場に変わったとした上で、非正規社員の「適切な戦略は、雇用機会を増やすための規制緩和に賛成する一方、グローバル化に対しては強く反対の意思表示をすることである」とする。そして、

低賃金労働による製品を最も輸出している中国に対し、日本はもっと強硬な態度に出るべきだというのは、低賃金労働者にとっては、自然な感情の発言かもしれない。その意味で規制緩和と対中強行姿勢という小泉政権の立場は、低賃金労働者の支持を得やすかった。

とする。なるほど。小泉政権は(どこまで意識していたか不明だが)下層プロレタリアートのナショナリズム志向を刺激し、「改革」デマゴーグであの郵政選挙に大勝した。
しかし、一方、資本はグローバリズムを志向することにその本質があるのだから、安部政権になって日中双方とも「和解」せざるを得なかった。
だから左翼(反帝国主義・自由主義・多元主義)は、権力側がナショナリズム一服している間に、非正規労働者組織化と労働のグローバル連帯(起て、万国の労働者)に取り組むべきだと思う(ダラ幹「連合」には無理だろうけど)。

ヒトラーを支持したのは下層プロレタリアートだったことを忘れてはならない。中国共産党が真実共産党ならば日本の非正規労働者に何らかの働きかけをする筈だけれど、まずあり得ない。そしてまた日本共産党も選挙の票取りと民主党叩きで手一杯だろう。
出でよ、真左翼よ。

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