雪柳@雪柳花をこぼして泣く涙
「雪柳米粒ほどの涙かな」を後からつくったけれど没。
雪柳花をこぼして泣く涙
家の前の雪柳が咲き出した。まだ可憐な花がいくつか咲いているだけだけれど、満開になれば文字通り雪の降るようになる。花から女性を連想するのは自然である。
雪柳花みちて影やはらかき 沢木欣一
雪柳老の二人に一と間足り 富安風生
雪柳ふぶくごとくに今を咳く 石田波郷
雪やなぎ苑をしろくして人死せり 山口誓子
花→生→白→死というのもまた自然だ。死生一如という言葉をいま造語してしまった。
雪柳の写真をどこかから拝借しようと思ったけれど、苦心のお写真ばかりだろうと思って止めた。今日多分デジカメを買ってしまうだろう。
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