春の山@春の山俳句写真を狩に行く
写真があまり春らしくないのが心残りだ。古代、東国の防人が赴任する途中、この峠で故国を親族を振り返り思ったそうだ。
赤駒を 山野に放し 捕りかにて 多摩の横山 徒歩ゆか遣らむ
という防人の妻の歌もある。
春山のどの道ゆくも濡れてをり 加藤三七子
まなじりのぬれに見てゐる春の山 菊地一雄
春の山うしろから煙が出だした 尾崎放哉
春の山屍を埋めて空しかり 高浜虚子
「春の山のぼりて町を見下ろして慣れぬカメラのシャッターを切る」と我が朝Walkにカメラは必携となった。なにせランニングコスト極微がしぶちんには気に入っているのである。
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