「負け癖」捨て世界で戦え
今朝の日経連載「成長を考える」の八城政基氏の掲題インタビューが面白かった。
・世界の共通語たる英語ができない日本人。国際会議で何も主張できず孤立している。
・三角合併解禁は心配不要。日本企業の資本効率は低く米国企業の半分程度。
・日本のメガバンクはダメ。中国からはグローバル金融機関が十年以内に出てくる。
・「美しい国」は抽象的すぎて目標にならない。具体的な目標を掲げよ。
一方、甘利経産相 経団連会長に異例の申し入れ(最低賃金の引き上げと正規雇用の拡大)との報道もある。それ自体は結構だがなんか違和感を感じるのは、政府(権力)が民間に申し入れるという人気取りポーズにある。政府は法律をきちんと執行すること(例:偽装請負摘発)に徹するべきだ。
要するに、内向きなあなあ馴れ合いが諸悪の根源である(内を向いてヒラメを上手に使った人間が出世する構造。護送船団)。総理はいまだに「学力と規範意識を教育で」などと脳天気坊ちゃまだ。
規範は俺がつくる。自立心・自律力こそが教育の目標である。出でよ若者、世界で戦え。俺はお陰で年金で安穏に暮らすのだ。
※画像はNPO法人 JKSK -女性の活力を社会の活力に JKSKインタビューから勝手拝借/感謝です。
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