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2007年4月26日 (木)

一人静@一人静湖底の村に駐在所

Photo_725 一人静湖底の村に駐在所

先日の景信山登山の山道で教えてもらって撮影した。名前は聞いたことがあるように記憶していたが、ほうそうか、これがと感じた次第である。「花の歳時記」によるとこの花には花弁が無いとのことだ。二人静との対比と写真についてはブドリさんの心象スケッチを参照してほしい。

ところで本句はちょっと難儀した。「花の歳時記」の例句を参考にして初案「一人静愛に名前をつけてみる」だっだが、もうこんな観念遊戯は止めようと思い「一人静高尾山中高速道」としたが全くの駄句である。今朝、起き抜けに念力のお陰でようやく本句を得た。念じ続ければいつか希望は実現するのである。ただし、事実世界ではなくあくまでも記号世界の話だ。

 一人静この村を出て帰らざる    岡田博充
 吉野静愛は先着順ですか      田口一男

吉野静、眉掃草(まゆはきそう)とも呼ばれている。一人静は「茎の色が紫褐色です。山野草愛好家の間では,左の写真のような茎の色が緑色のものを“青軸ヒトリシズカ”Chloranthus japonicus cv. Albiflorusと呼んで珍重しているようです」とのことだ。

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